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<第24話> 公共

先日、熊本に所要で出かけることになった。
会社から片道約120km。高速道路を使って行くと、往復で10,000円ほどかかる計算(10km/L)。
自分で運転していくと、意外に疲れる。ラリードライバーながら長距離運転が苦手。すぐに眠たくなってしまう( ̄- ̄;)
そこで公共交通機関を調べてみた。するとバス、鉄道とも安い!
駅まで行って、駐車場に車を停めてもお釣りが来るではないか!!
経費削減である。鉄道を利用することにした。

実に快適♪
行きは、観光の中国の人だらけで、外国の列車に乗っている気分だった(汗)

所要を済ませ帰りの車内・・・。
行きとは一転、ビジネス客と子ども連れのお母さんがいっぱい。
なんとか相席で座れたのだが、3つ前に座る50歳前後の男性客2人。
通路を挟んで、各2列の座席をそれぞれ1人で占有。
発車後、静かになった車内に大声で話すこの2人の声が響く。
停車駅に停まるたびに座席を求めて乗客がうろうろしているにも関わらず、座席に荷物を置いたまま。

挙句、携帯電話の無機質な電子音がけたたましく、この御仁を呼び出す!
「もしもし!!」
遠慮という言葉を知ってか知らずか、大声で電話に出た御仁。形だけ口元を押さえた手から騒音を垂れ流しつつ後方のデッキに出ていく。
しかし、御仁の声は特急リレーツバメのスライドドアを難なく突き抜け、車内に広がる。

話を終えて戻ってきたが、着席後マナーモードに設定している様子はうかがえない。

20分後・・・・品のかけらもない無機質な電子音が、再び御仁を呼び出す!
「も〜しもし!!」
良識のある人ならば、一度、携帯の音が鳴れば気にしてマナーモードにするのが普通である。
が、御仁は予想通りの再犯。
何度も注意しようかと声をあげかけたのだが、万が一、取引先の偉い人だったら・・・つまらない言い訳が頭に浮かぶ。
“個人”と“会社人”を天秤にかけ、恥ずかしながら“会社人”を取ってしまった私。
一人静かにゴルゴ13を読みながら、とうとう博多駅に到着。
列車を降りる際、デューク東郷なみの冷たい眼差しで御仁を睨みつけるのが精一杯であった(悔)

<第23話> 粋な夜

とある夜のこと・・・・ 新しいサービス開発の情報を得るために大学の先輩を呼び出した。

あ〜、どうしたらいいとかいな?新しいサービス。新しい=未経験
何をどうすればいいかがわからん!
( ̄3 ̄)ん〜困ったばい。部長に報告書ば出さないかんとに。
誰か相談できるような経験者おらんかいな?・・・・・・・・・おった( ̄ー ̄)ニヤリv
大学に7年半もいた甲斐あって人脈は広い。学生生活の一番大きな産物は、経験と人脈である。
学問の方は・・・・ノートに落書きしたり、居眠りをしていてあまり身についていない( ̄- ̄;)
(芸術の“論述”試験で、一生懸命魚のアジの絵を描いたら50点もらった♪試験官が何度も私の周りを通り、こいつだけなぜ絵を描いているのだろう?と不思議そうに見ていたのが懐かしい。ちなみに60点以下は赤点。私にはintelは入っていなかったようだ。)

学生時代からの行きつけの焼き鳥屋さんで待ち合わせ。
朝からぐずついた天気で、店の近くの駐車場に着くころにはポツポツと雨が落ち始めていた。

店はすぐそこだし、傘を差すまでもないか。
車を降り、駆け出したのだが、みるみる雨脚が強まってきた。
しかも、こんなときに限って目の前の信号が赤に。 ( ̄Д ̄) ノウ
目当ての店は横断報道の延長上、道を渡って3歩で着く。
あ〜あ、3分ぐらい雨に濡れよかないかんばい。
(こういうとき、なぜかいつも「雨も滴るいい男」のフレーズが頭に浮かぶ)

すると、突然・・・・あれ?雨止んだ?
ん?頭上には傘?

隣に立っていたサラリーマン風の中年男性が傘に入れてくれていた。
「信号待ちの間だけでも、どうぞ。」

ジャー・・・ジャー・・・車が行き交う喧騒の中、周りの騒音がどこか他人事のように感じた。

<第22話> なぜかお腹が・・・

先日の新人歓迎会でのこと。
社内のボーリング大会が行われた。
ボーリングが大の苦手である私は、またしても憂鬱な気分( ̄Д ̄;)

平社員である新開は、同僚や後輩に『サラリーマンボーリング』を提唱し、戦いに挑んだ。
その壱・・・・「ん?どうかしましたか?」(上司の失敗は見ていないフリ!! )
その弐・・・・「いやぁ〜部長!さすがです!!」(上司のストライクには、満面の笑みで祝福♪)
その参・・・・「あぁ〜またガター(TДT)!」(上司より高い成績は厳禁!!!)
もともと下手なので問題なし!!
我ながらサラリーマンの鑑である( ̄ー ̄)ニヤリ。
後輩よ!社会の荒波はこうやって乗り切るのだ!!
などとバカなことを考えていたのだが、問題は別の所に潜んでいた・・・。

前々からお腹の出具合が非常に気になっていたのだが、徐々に大きくなってきたため自分ではそこまで大げさに捕らえていなかった。
ところがである!!
「新開君、なんそのお腹ぁ〜!?」
言われてしまった。ついに見つかってしまったのである。
見た感じはキャシャなため、お腹が出ていることがばれにくい。
しかし、出ている。出ているのである。
ブヨ〜〜〜ン。

すっかりメタボのレッテルを貼られた私。
連休中になんとかして贅肉を・・・と思いつつ、今日のお昼はソースカツ弁当( ̄- ̄;)

今月末の定期健康診断に向け、三度憂鬱な日々が始まるのであった。


今後も新人営業マンが、中身も外見?も徐々に“サラリーマンらしく”なっていく過程をお伝えしていきます(笑)

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